質の高い幼児期の教育・保育の総合的な提供(認定こども園制度の改善)、保育の量的拡大・確保(待機児童問題の解消)、地域の子ども・子育て支援の一層の充実(多様な子育てニーズへの対応)などを目的とし、平成27年4月より新たな制度(子ども子育て支援新制度)がスタートしました。
この新制度では、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ「認定こども園」について、これまで複雑だった設置手続きの簡素化や、財政支援の充実・強化などを行い、既存園(幼稚園・保育所)からの移行を促す政策の転換が行われ、認定こども園数が全国的に一気に増加しました。
そのような背景をもとに、群馬県でも認定こども園に移行した有志が集まり、県内の教育・保育及び子育て支援の総合的な充実を目指すとともに、認定こども園の健全な発展と振興を図ることを目的とし、平成27年4月1日に全国認定こども園協会の全国で20番目の支部として群馬県支部は発足されました。
当協会は設立以来、群馬県で初めての認定こども園を中心とする組織として、行政機関との折衝や支部研修会などの活動の他、会員相互の情報交換、親睦等を図り、「次代を担うすべての子どもの最善の利益」を実現していくことを目指し、会員園の皆様とともに幼稚園・保育所の垣根を越えて歩んでまいりました。
しかし、全国認定こども園協会群馬県支部への入会は上部組織でもある全国認定こども園協会の会員であることが必須だったため、子ども子育て支援新制度により急速に増加した県内における認定こども園の多くが入会できない状況にありました。そこで、入会を希望するすべての認定こども園が参加できるよう会則を変更し、令和2年4月1日より群馬県認定こども園協会として新たなスタートを切りました。
※全国認定こども園協会群馬県支部は全国認定こども園協会加盟園を中心に群馬県認定こども園協会の事業として継続していきます。
当協会では今後も、県内における教育・保育及び子育て支援の総合的な充実を目指すとともに、認定こども園の更なる健全な発展と振興を図ることを目的に活動してまいります。
会長挨拶
このたび、会員の皆様のご推挙により当協会の会長に就任することになりました。
会長職を務めさせていただくことは私にとって大変光栄なことでありますが、組織文化を醸成していく過程での舵操りに責任の重さを痛感しているところでございます。協会役員をはじめ会員園の皆さまの協力を得て全力を尽くす決意でおりますので、今後のご支援を心からお願いいたします。
さて、いまだ収束する気配がない新型コロナウイルスについては、ワクチン接種という新たな対応も始まりましたが、園の職員や保護者が全て接種できるまでは時間が掛かることも予想されています。そのため、今の状況がしばらく続きますが、そうした中でも認定こども園は、乳幼児に対する教育・保育を止めることなくライフラインとして、その社会的使命に応えていくと同時に、そこに従事する職員の学びも止めることの無いよう、協会として会員園全体の質の向上や会員園同士の情報共有による連携などを図っていきたいと存じます。
また、小さい組織だからこそ可能な柔軟で迅速な意思決定により、出来得る限りの活動を摸索し、この難局を乗り越えていきたいと存じます。具体的な活動として、今年度より本格運営となる当協会ホームページの活用、全国認定こども園協会との連携事業、認定こども園として独自性のある研修会の実施、人材確保のための三団体による合同就職説明会への参画などを通じ、令和3年度を群馬県認定こども園協会の魅力を向上し、協会のさらなる付加価値を高めるスタートの年度となるよう会運営を行う所存でございますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
令和3年5月吉日
群馬県認定こども園協会
会長 井草 晃
協会概要
名称 | 群馬県認定こども園協会 ※特定非営利活動法人全国認定こども園協会の活動においては、全国認定こども園協会群馬県支部と称する。 |
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本部 | 〒371-0804 群馬県前橋市六供町1丁目24−1 ろっくひよこプリスクール内 | |
設立 | 平成27年4月1日 | |
役員 | 会長 | 井草 晃 (ろっくひよこプリスクール) |
副会長 | 水野 直美 (認定こども園あおぞら総社) 須田 征洋 (のびのびこども園) |
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事務局長 | 樋口 綾子(おりーぶの森) | |
会計 | 関口 裕司 (認定こども園たちばな) | |
理事 | 黒澤 義忠 (太田愛育こども園) 森下 幸夫 (金山幼稚園) 木村 雄介 (認定こども園もものき) 内田 達也 (元総社幼稚園) 今井 啓太 (二子山幼稚園) |
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監事 | 田代 経量 (沼田幼稚園) 蜂須賀 和夫 (国分寺幼稚園) |
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会員数 | 県内認定こども園 62園 | |
理念 | 「次代を担うすべての子どもの最善の利益」が実現する社会基盤となる | |
目的 | 本協会は、「次代を担うすべての子どもの最善の利益」が実現する社会を目指すとの考えを基本に、地域における教育・保育及び子育て支援の総合的な充実、認定 こども園の健全な発展と振興を図ることを目的とする。 | |
事業 |
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ロゴについて
【 コンセプト 】
認定こども園は教育・保育を一体的に行う施設で、幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。
本協会は、地域における教育・保育及び子育て支援の総合的な充実を目指すとともに、認定こども園の健全な発展と振興を図ることを事業目的としています。
【 思い 】
調和・協働・子育て・未来などをイメージしたデザインにしました。
ロゴマークには「教育(Education)のE」「保育(Childcare)のC」「子育て支援(childcare Support)のS」の頭文字を取り入れています。